JETRO 中国コンテンツ市場調査最新版リリース アニメ・マンガ・ゲーム・映画など6分野

日本貿易振興機構(JETRO)は、海外のコンテンツ産業の市場レポートの最新版「中国コンテンツ市場調査(6分野) 2012年版 (2012年11月)」をリリースした。
JETROが定期的に行っている海外調査のひとつで、中国のコンテンツ市場のレポートの充実は定評がある。その最新版となる。

調査対象は、アニメーション、マンガ、ゲーム、映画、テレビ番組、音楽の6つの分野に分かれている。それぞれの業界の概要や、流通や配給、輸入の仕組み、最新トピックス、そして中国市場ならではの関連法律や法規などをまとめている。レポートは300ページ近くものボリュームとなる重量級だ。
継続的にリリースされているレポートではあるが、基本的な情報も多く押さえられている。今回のレポートのみで中国のコンテンツ産業の全体像を掴むことが可能になる。

映画で言えば興行収入やヒット作の動向、アニメーションでは日本アニメの許認可状況や、アニメーションの放送局の概要、人気キャラクターなどの最新の動向が分かる。また、映像コンテンツについては、近年、関心が高まっているインターネットにおける番組配信に関する情報に多くのページが割かれている。
アニメーションでは、中国市場の急成長ぶりや、同国産作品のヒット作の事例などが興味深い。しかし、レポートを読むと、アニメーションに限らず多くの分野で市場の大きさや成長性が強調される一方で、他国とは比較にはならないほど多くの規制があることが分かる。
こうした市場の特殊性を理解し、そのうえでビジネスにつなげるという点でも有用だ。

日本貿易振興機構(JETRO)
http://www.jetro.go.jp/

中国コンテンツ市場調査(6分野) 2012年版 (2012年11月)
http://www.jetro.go.jp/industry/contents/reports/07001145