マーベラスAQL 上半期・音楽映像事業は増収増益 プリキュア、テニミュ好調

エンタテイメント事業のマーベラスAQLの平成25年3月期第2四半期決算が発表されている。同社は2011年10月に、マーベラスエンターテイメントがAQインタラクティブ、ライブウェアを吸収合併しており、前期との単純な業績比較は難しい。
それでも連結売上高79億400万円に対して、営業利益11億500万円、経常利益10億2100万円、四半期純利益6億4500万円は堅調な業績といえるだろう。事業領域もオンラインエンタテインメントから、ゲームソフト、アミューズメント、アニメ、音楽、舞台とバランスがとれている。

事業領域別の売上はオンライン事業が33億3100万円、コンシュマー事業が31億1000万円、音楽映像事業が14億6200万円である。ブラウザゲームが拡大しているオンライン事業の伸びが大きい。
一方、セグメント利益は、オンライン事業が4億6000万円、コンシュマー事業が7億4500万円、音楽事業が3億4400万円である。こちらは不採算タイトルのサービス中止や開発タイトルの一部中止、海外向けタイトルの投資損失を計上したオンライン事業が利益を落とした。しかし、『ルーンファクトリー4』、『閃乱カグラ Burst –紅蓮の少女たち-』などの3DS向けソフトのヒット、「ポケモントレッタ」の好調なコンシュマー事業が大きく利益を伸ばした。

アニメ映像やアニメ音楽、舞台公演などを行う音楽映像事業は堅調だった。売上高は14億6200万円と前期(旧会社の単純合算)の14億2300万円とほぼ同じ水準になった。一方利益は2億8000万円から3億4400万円に伸びている。
好調だったのは『スマイルプリキュア!』の音楽・映像商品である。過去シリーズも引き続き受注があるとしている。さらに舞台事業では、ミュージカル『テニスの王子様』のイベント、公演、DVD、そしてミュージカル『薄桜鬼』斎藤一篇も好調だとしている。得意の分野で手堅く利益を生み出しているかたちである。新作アニメは期中『人類は衰退しました』を放送している。

通期予想でも音楽映像事業は、前年並みの32億円を見通している。一方セグメント利益は6億1000万円で前期の5億4700万円を上回るとしている。
下期の中心は、アニメは『スマイルプリキュア!』の劇場映画、ミュージカル『テニスの王子様』に加えて、VISUALLIVE『ペルソナ4』の第2弾、舞台『弱虫ペダル』などである。舞台事業の比重が大きくなっている。

マーベラスAQL
http://www.maql.co.jp/