松竹 第2四半期増収 上期アニメ3本、ODSでガンダム、ヤマト

大手映画会社の松竹は、平成25年2月期第2四半期の決算を10月12日に発表した。売上高は389億9100万円で前年同期に比べて5.9%増となったほか、前年同期は赤字であった経常利益、当期純利益が黒字転換した。
営業利益は19億6300万円、経常利益は12億2900万円、四半期純利益は10億900万円である。特別損失を10億700万円計上するが、それをこなす順調な業績だった。
好調だったのは演劇事業で、大きな襲名披露興行などがあったことから売上げ、利益とも伸びた。売上高は103億2600万円(前年同期比34.5%増)、セグメント利益は2億1200万円である。

主力の映像関連事業は、売上高228億9600万円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益が13億2100万円(同17.5%増)であった。興行は『テルマエ・ロマエ』や『アメージング・スパイダーマン』が堅調だった。
しかし、配給は『おかえり、はやぶさ』が苦戦した。『ウトラマンサーガ』、『わが母の記』が収益に貢献したとしている。

そうしたなかで、映像関連事業では、近年、松竹が力を入れるアニメの存在感が増している。平成25年2月期上半期では邦画配給3本、洋画1本に対してアニメは3本と大きなシェアを占める。下半期にも、『劇場版 TIGER&BUNNY』、『ねらわれた学園』、『スタードライバー THE MOVIE』があるから年間を通じるとかなりの数となる。
さらに決算でも好成績だったとされたODSでも、主力タイトルは『機動戦士ガンダムUC episode5』、『宇宙戦艦ヤマト2199』である。今後の劇場でのアニメ上映を占ううえでも、松竹の動向は目が離せない。

松竹 http://www.shochiku.co.jp/