文化庁、国際共同製作支援の次年度の募集要項公開 本年度は「ドラゴンボールZ」も

文化庁は平成25年度「国際共同製作映画への支援」の作品の募集を行う。提出は2013年1月7日から1月18日だが、募集に先立って募集要項を公開している。
国際共同製作映画支援事業は、日本映画の国際共同製作の拡大を狙い、平成23年度より始まった。2ヵ国以上で国際共同製作する作品であること、製作予算1億円以上であること、2014年3月末までに完成し、完成後1年以内に公開されることなどを条件に、製作費の最大20%、金額で最大5000万円を支援する。また、応募にあたっては事前に「ユニジャパン国際共同製作認定」を受ける必要がある。
平成23年度、平成24年度も同様で、過去2年間はそれぞれ4作品が対象となった。また、支援プロジェクトはアニメーション映画も対象に、その中からも選ばれている。

一方、平成24年度の作品は、今年の7月に決定している。内訳は実写映画3本、アニメーション映画1本である。実写映画2本は中国と共同製作、1本は韓国との共同製作である。『旅する少女の物語(仮
題)』(ステューディオスリー:共同製作国・中国)、『101次求婚』(フジテレビジョン:中国)、『ゲノムハザード(仮題)』(ハピネット・韓国)となっている。
アニメーション映画は『ドラゴンボールZ(仮)』、企画申請は東映が行った。共同製作の相手国は米国である。

国際共同製作支援プロジェクトは、海外事業の展開を目指す製作者にとってはありがたい制度だが、課題も多い。とりわけ募集の条件が、制作の現場とずれが見られるとの指摘もある。
なかでも国の単年度予算という制度もあり、年度末3月末までに本編を完成する必要があることが、スケージュル的に厳しい。アニメーション映画は企画段階から、完成までに実写映画事業に比べて時間がかかるためだ。平成23年度、平成24年度ともアニメーション映画の申請は3件にとどまっている。

文化庁 http://www.bunka.go.jp/
ユニジャパン http://unijapan.org/