ティー・ワイ・オー通期増収増益 業績回復が明確に

広告映像制作・プロモーションの大手ティー・ワイ・オーの業績回復が鮮明になっている。9月13日に発表された平成24年7月期(23年8月~24年7月)の連結決算が増収増益と好調だ。当期純利益は2期連続の最高益を実現した。
通期連結売上高は241億5300万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は14億4800万円(同19.4%増)、経常利益は10億9300万円(同20.6%増)、当期純利益は11億2000万円(同62.7%増)である。売上高の増加は4期ぶりとなる。こうした業績をのなか、同社の懸念材料であった有利子負債も1年で31億700万円圧縮した。

ティー・ワイ・オーは広告映像制作の大手企業だが、2000年代半ばにゲーム、音楽などの事業多角化に乗り出した。しかし、これにより十分な利益が生み出されず、一方で有利子負債が拡大した。
その後、2010年に再び事業を広告関連事業にフォーカスし、周辺事業を切り離すことで、経営の再生を図った。2010年末には企業再生投資ファンドインテグラルの出資を受けることで経営再建を目指した。2012年7月期の決算は、こうした事業の絞り込みの成果と言えそうだ。

発表によれば、平成24年7月期はTV-CM事業とマーケティング・コミュニケーション事業の双方が堅調に推移した。
TV-CM事業は売上高168億9600万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は28億4900万円(同1.7%減)である。マーケティング・コミュニケーション事業は、売上高61億2900万円(同7.3%増)、営業利益2億8800万円である。
また、平成25年7月期については、自社ブランドと子会社のる収益力強化が見込まれるとしている。通期連結売上高250億円、営業利益16億円、経常利益14億円と再び増収総益を目指す。

ティー・ワイ・オー
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