ティー・ワイ・オー 「どーもくん」などのドワーフを吸収合併 11月1日付で

広告映像などを中心とする株式会社ティー・ワイ・オーは、連結子会社でキャラクター事業、アニメーション事業を手掛ける株式会社ドワーフを吸収合併することを決定した。2012年9月13日の取締役会で決定、定時株主総会の承認を得て、本年11月1日付での合併を予定する。
ドワーフはすでにティー・ワイ・オーが100%出資、しているが、合併により管理費や固定費を削減することが可能になるという。ドワーフの売上高は平成23年7月期末で2億6900万円、営業利益2800万円、経常利益1700万円である。
ティー・ワイ・オーは、2010年よりグループ企業の統合による集約を図っており、この一環となる。合併後は、インタラクティブ広告などが中心のマーケティング・コミュニケーション事業(第2セグメント)に組み込まれる。

吸収合併となるドワーフは、2009年にアニメーションのディレクター、キャラクターデザインを手がける合田経郎さんが設立した。ストップモーション(コマ撮り)アニメーションとキャラクター創出を得意とし、なかでもストップモーション(コマ撮り)アニメーションでは国内を代表する存在だ。
NHKのマスコットとして起用された『どーもくん』や『こまねこ』などのヒット作がある。『どーもくん』は、海外でも人気が高く、よく知られたキャラクターだ。

ティー・ワイ・オーは、2009年、2010年に経営不振に陥った。企業再構築を進め、中核事業にフォーカスすることで、現在は急速に収益性を取り戻している。
この企業再構築の段階で、音楽、ゲーム、アニメなどの多くのグループ企業をスピンオフしている。そうしたなかでドワーフがグループ企業として残ったのは、優良キャラクターを多数抱えていることに加えて、トップモーション(コマ撮り)アニメーションが広告映像の表現手段として大きな価値を持っているためといえるだろう。
ティー・ワイ・オーは、ドワーフ以外のアニメーション関連会社として、TYOアニメーションズとリアル・ティを現在もグループ会社としている。TYOアニメーションズは主にテレビアニメシリーズやOVAを手がける。また、リアル・ティはアニメに特化した映像のポストプロダクションを行う。

ティー・ワイ・オー http://group.tyo.jp/
ドワーフ http://www.dwarf.co.jp/