ウィズ第1Q復調傾向に 今期は新たまごっちが鍵

 10月8日、玩具企業のウィズは平成22年5月期第1四半期の決算発表を行った。今期からepicsとプロダクションリードの2社が連結子会社から外れたことから、連結売上高は5億4700万円と27.4%減となった。
 しかし、営業損失、経常損失、四半期純損失は大幅に縮小した。営業損失は7500万円、経常損失と四半期純損失はいずれもは6800万円である。

 ウィズは前期終わりに不採算事業の撤退、縮小、従業員の削減などの固定費削減を行っている。そうした効果が、今期第1四半期の業績に現われたかたちである。
 特に好調だったのは、バンダイ向けにOEM生産を行っている「プリキュアシリーズ」の関連商品である。「フレッシュプリキュア!シフォンお世話になります♪」、「フレッシュプリキュア!セットでゲット!リンクルン&ピックルン~キュアパッションver.~」などが好調に推移したとしている。

 また、セガトイズ向け「家(うち)あげ花火」、「ホームスターSpa Resortバージョン」は計画通りと堅調だった。
 しかし、オリジナル商品では「お料理気分♪ふろずきんチャンのたのしーバスタイム」が予想を下回った。ウィズでは今後は、大手玩具メーカー向けのOEM商品とニッチ市場で収益性を重視した取り組みを行うとしている。

 一方、ウィズは10月7日には、同社の企画・開発した大型ヒット商品「たまごっち」の新シリーズ「Tamagotchi iD (たまごっちアイディー)」の10月12日発売を発表している。
新商品はダウンロード機能を加えたもので、秋から放映を開始する新作テレビアニメとも連動している。この秋の大型商品となる。ウィズの今期の業績も、「Tamagotchi iD 」の動向で大きく変わって来る可能性が高い。
 ウィズは第2四半期までは赤字は残るものの、通期では黒字決算を見込む。通期業績は、売上高38億2000万円、営業利益5000万円、経常利益5500万円、当期純利益1億4300万円を見通している。

ウィズ http://www.wizinc.co.jp/



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