タカラトミー第1Q減収、赤字転落に トランスフォーマー、ベイブレードが減少

玩具大手のタカラトミーの平成25年3月期は、低調なスタートになった。8月9日に発表された第1四半期決算は、連結売上高が348億800万円の前年同期比4.4%減だった。また、営業損失が12億3600万円、経常損失が14億4800万円、四半期純損失が15億6200万円といずれも赤字転落になった。
タカラトミーは売上高の減少は前年同期に好調だったメタルファイトベイブレード、トランスフォーマーの関連商品が海外輸出を中心に減少したためだとしている。また、利益については、売上減による粗利益の減少、広告宣伝費、物流費の増加を要因に挙げている。

地域別では日本が一番大きく売上高271億1500万円(前年同期比8.4%減)、営業利益は5億3500万円(同58.1%減)である。トミカ・プラレールの乗り物玩具、プリティリズムなどの女児玩具が堅調だった。ベイブレード、トランスフォーマーの海外輸出減が大きかった。
アジア地域もベイブレード、トランスフォーマーの影響を受けた。生産子会社のTOMY(Hong Kong)で両ブランドの関連商品の出荷が減少した。売上高60億2100万円(32.7%減)、営業利益は3900万円(88.2%減)である。

北米・欧州・オセアニアは、子会社のITグループの事業が中心となる。6億9500万円の営業損失と前年同期に引き続き赤字だった。
タカラトミーとITグループの経営統合と組織再編コストも一因とみられる。また、欧州の景気後退も影響した。ただし、2011年8月に買収したBoom.Inc.、Keen Distributin.LLCのベビー商品などは堅調だった。

タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/