ウィズ通期赤字決算も当初予想より好転 コスト削減が寄与

玩具企業のウィズは、7月5日に平成24年5月期(23年6月~24年5月)の決算発表をした。連結売上高は20億200万円で19.3%減となり、前年に引き続き二桁の減少となった。また営業損失が1億4700万円、経常損失は1億4200万円、当期純損失は1億1100万円、こちらも前年に続く赤字決算である。
それでも、この利益面での赤字金額はいずれも当初予想よりも20%以上少ないものとなっている。これは、生産コストや固定費の削減がこれまでの予想よりも大きく利益に寄与したためである。

売上げの減少は主力のOEM製品販売減少とオリジナル商品でも販売が目標を下回ったためである。OEM製品は、「スイートプリキュア♪」と「スマイルプリキュア!」が好調だった。しかし、たまごっち関連商品が前年に比べて減少したことが響いた。
また、オリジナル商品では「東京スカイツリー バンク634」が堅調に推移したが、スマートフォンと連動することを売りにした「アプリズム」シリーズが想定を下回った。この結果、全体として減収赤字という厳しい結果となった。

平成25年5月期については、ウィズが増収、黒字化を見込む。売上高は24億円を予想し、営業利益は1500万円、経常利益も1500万円、当期純利益は1000万円とする。本社移転を含む固定費の削減の寄与も念頭に置いたものだ。

ウィズ
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