東映アニメが大幅な人事異動 商品事業室の新設なども

東映アニメーションは、6月27日付で代表取締役の交代を含む大幅な人事異動を実施した。また、7月1日付で人事異動に伴った組織変更を行う。代表取締役の交代はすでに明らかにされていたが、6月27日の取締役会の決議を経て正式発表となった。
現代表取締役社長の高橋浩氏は取締役会長となる。そして現常務取締役・企画営業本部副本部長兼版権事業部長の高木勝裕氏が代表取締役社長に昇格、企画営業本部長と経営戦略本部長として経営の指揮を執ることになる。取締役副社長の森下孝三氏は、取締役副会長に昇格する。

今回の人事異動の目的のひとつは、経営陣の若返りを図ることだという。好調な業績を続ける東映アニメーションだが、2012年以降も攻めの姿勢を続けることになる。
一方で、高橋氏、森下氏がともに引き続き取締役にとどまることから、ベテランふたりが高木新社長を支えることになりそうだ。これまでの経営ノウハウも引き継がれることになる。
また、取締役経営管理本部長の久保田護氏が常務取締役に昇格、企画営業本部テレビ企画部長の清水慎治氏が新たに取締役となる。

組織変更では、商品事業部が新設されるのが注目される。これはこれまで版権事業部内にあった商品営業室を事業部として独立させるものだ。同社がアニメ関連商品開発を今後も重視していく方針が表れていそうだ。また、人事労政室もあらたに総務部より独立させる。
モバイル・インターネット関連でも組織変更が行われる。コンテンツ事業部内のモバイル事業室、ブロードバンド事業室、ネット事業室を統合、新たにネット・モバイル事業室とする。さらにDVD事業室を映像販売事業室に変更する。

東映アニメーション http://corp.toei-anim.co.jp/