国内玩具市場は2年連続成長 3.4%増で6921億円と堅調

6月12日、日本玩具協会は、2011年度(2011年4月~2012年3月)の国内玩具市場規模(店頭価格ベース)を6921億円と発表した。これは日本玩具協会が会員や東京おもちゃーショーの出展企業の出荷額をベースに調査・推計をしたものだ。毎年、東京おもちゃーショーの開催に併せて発表している。

2011年度は、東日本大震災や世界的な景気後退の影響も危惧されたが、前年度比3.4%増と2年連続増加と底堅い結果となった。これは過去5年間で最も高い数字でもある。
さらに日本玩具協会が、玩具の中核として重視する主要10分野(テレビゲーム関連を除いたゲーム、カードゲーム、ジグソーパズル、ハイテク系トレンドトイ、男児キャラクター、男児玩具、女児玩具、ぬいぐるみ、季節商品)は、前年度比4.3%の4254億円とより高い伸び率になった。5年連続の増加である。
また、これとは別に玩具協会は、カプセル玩具、玩具菓子の国内両市場も推計している。カプセル玩具は301億円で前年度比16.0%増、玩具菓子は479億円(同0.4%増)と前年度並みであった。玩具協会は、テレビゲームの市場規模は推計していないが、これらを合わせると1兆円を超える玩具関連市場が国内にあるとみられる。

玩具市場の堅調さについて協会は、「玩具が子どもたちに欠かせないものであるとの認識が表れたもの」と説明する。
市場を牽引したのは前年度比25.2%増(1027億8200万円)となったトレーディングカードゲーム、ボードゲームが好調だったゲームの132億6600万円(前年度比11.9%増)、さらに金額ベースで伸びが大きかった女児玩具(430億9900万円、11.5%増)である。
個別のヒット商品では、『スイートプリキュア』、『たまごっち』、『シルバニアファミリー』、『こえだちゃん』、『ナノブロック』、『ブロックラボ』、『ダンボール戦機』、『ワンピース』などの名前が挙がっている。また、『仮面ライダーフォーゼ』変身ベルトが爆発的なヒットだった。

日本玩具協会
http://www.toys.or.jp/