2006年 東京国際アニメフェア開催規模拡大へ

6月16日、2006年春の開催を予定している東京国際アニメファア2006の第1回実行委員会が東京都庁で開かれた。実行委員会では、2005年の実施結果報告と決算、2006年の実施計画の概要が決定された。
この中で、アニメ専門の見本市として順調な成長を遂げている東京国際アニメファアの2006年開催規模がさらに拡大されることが決定された。6月17日の日本経済新聞首都圏版によると、2006年はさらに海外バイヤーの来場の増加を目指し、アニメ見本市としての地位の向上を目指すという。全体の目標来場者数は過去最高であった2005年の85,000人からさらに増やし10万人とされる。
さらにこうした見本市の機能拡大を狙い、これまで東京ビッグサイトの2ホールを利用した開催を3ホールに増やし、展示区画も500から600以上に増やす予定であるという。また、海外バイヤーのための商談場所の設置、交流会の実施、中小事業者向けの出展料金の見直しを検討するなどがされる。

本年の東京国際アニメフェアは、昨年に較べて全体で来場者数が19.1%の増加となり、大きな成功を収めた。とりわけ、海外から業界関係者数と一般入場者数の伸びが大きかったのが目をひいた。実行委員会による見本市機能の強化が、ここ数年の海外からの来場者数の急増を支えているといえる。
今後の課題は、こうした見本市機能の拡大をどこまで強化出来るかにかかっている。とりわけ、これまではアニメフェアの機能は日本の作品を欧米や東アジアの国が買いつけるという流れが中心であった。こうした一方向のビジネスの流れをさらに拡大出来るかが重要である。例えば、日本以外の他のアジアの国々の作品を日本や欧米諸国が買い付ける流れを作ることが出来れば、見本市の価値はさらに高まるだろう。日本企業にとってだけでなく他国の企業にとっても有用な見本市の存在は、日本のアニメ産業にとって大きな財産になるに違いない。

東京国際アニメフェア2006は、来年3月23日から26日までの4日間、前半2日間のビジネスデイと後半2日間の一般デイとに分けて実施される予定になっている。
また東京国際アニメ実行委員会では、「東京国際アニメフェア」の公式ロゴと2006年のキャラクターの募集を行っている。募集されるロゴは、今後の東京国際アニメフェアの中で継続的に用いられる予定である。キャラクターはおよそ1年間に亘り、東京国際アニメフェアの宣伝活動の中で使用されることになる。採用されたものに対してはそれぞれロゴに50万円、キャラクターに30万円の賞金が支払われる。締め切りは、6月30日必着となっている。