TIFFCOM お台場に移転で開催規模も拡大 海外向けローカライズなど制作支援制度導入

出展ブースのサンプル

経済産業省とユニジャパンは、2012年もエンタテインメント・コンテンツの国際見本市TIFFCOMを10月23日から25日までの日程で開催する。5月31日には、東京・お台場のホテル グランパシフィック LE DAIBAにて出展者募集説明会が行われた。
説明会には、コンテンツの海外展開に取り組むテレビ局やアニメ制作会社などから132名の出展希望者が参加した。TIFFCOMへの関心の高さが窺われた。

2012年の大きな特徴は、会場がこれまでの六本木ヒルズからお台場に移ることだろう。従来はビルの中だったこともあり出展スペースを広げることの出来なかったが、今年の会場面積は20%増となる。これまでより多くの出展者の受け入れが可能となる。
3つのスクリーニング施設やDVDライブラリー、セミナー会場が、出展スペースと同フロアとなることで来場者の利便性は格段に増す。さらに第9回東京国際ミュージックマーケット、東京国際アニメ祭2012秋、CREATIVE MARKET TOKYO 2012の同時開催とマーケットの盛り上がり、華やかさも増す。説明会場ではゆとりのあるブースサンプルも展示され、出展希望者が広さや使い勝手を確認していた。

また、期間中は企業出展のほか、ビシネスミーティング、コンファレンス、シンポジウム、企画プレゼンテーションなども引き続き行われると見られる。コンテンツの総合見本市としての機能の充実を目指す。
規模拡大と同時開催イベントによる集客が期待される一方で、懸念もある。ひとつはTFFCOMと強く結びついていた東京国際映画祭と切り離されることだ。東京国際映画祭の会場は、今年も六本木に残る。一方で、六本木とお台場のアクセスは必ずしもよくない。映画関係者の足がTIFFCOMから遠のく可能性は否定出来ない。2012年は映画祭とマーケットの連携がこれまで以上に問われそうだ。

2012年からTIFFCOMが新たに取り組むプロジェクトのひとつが、「映像コンテンツ・ローカライズ素材制作支援」である。これはTIFFCOMに出展する日本企業に提供されるコンテンツ海外輸出の支援プログラムである。
コンテンツの海外輸出の際の宣伝、プロモーション、プレゼンテーション、制作の素材費用の支援制度である。支援は大きくふたつに分かれており、TIFFCOMで出展する際の素材制作の支援と契約後に実際に海外展開する際の素材制作支援である。
出展の際の支援は、作品のトレーラーやプロモーションリール、その外国語字幕の制作費用などが含まれる。また、海外展開の際の支援対象は、プリント、DCP、吹替え、放送のためのフォーマット変換などの費用である。いずれも予算の1/2まで、また上限が設けられる。総予算額は2000万円とのことだ、詳細は今後、発表される。

TIFFCOM2012
http://www.tiffcom.jp/2012/jp/index.html

開催期間: 2012 年10 月23 日(火)~25 日(木)
時間: 9:00~18:00(最終日のみ17:00 まで)
会場: ホテル グランパシフィック LE DAIBA
主催: 経済産業省(METI)/公益財団法人ユニジャパン
共催: 第25 回東京国際映画祭
[連携企画]
第9 回東京国際ミュージックマーケット、東京国際アニメ祭2012 秋、
CREATIVE MARKET TOKYO 2012、国際ドラマフェスティバルin Tokyo 2012
[出展対象]
映画、テレビ、アニメーション、デジタルメディアコンテンツ、コミック、出版など