TIFFCOM、東京アニメ祭など 4つのコンテンツ見本市 お台場で同時開催

5月31日、東京・お台場のホテル グランパシフィック LE DAIBAにて、第25回東京国際映画祭(TIFF)併催の国際コンテンツ見本市TIFFCOM2012の出展者募集説明会が行われた。TIFFCOMは映画や放送番組などを中心にマルチコンテンツを扱う国際見本市である。経済産業省とユニジャパンが主催する。
9回目を迎えるTIFFCOMは、2012年より長年会場としてきた六本木ヒルズを離れる。今回の説明会場となった東京・お台場のグランパシフィック LE DAIBAを新たな会場とする。説明会場を見本市と同じ場にすることで、実際のイメージをダイレクトに伝えるとの趣旨だ。

また、会場の移転、拡大に伴い、本年よりTIFFCOMは大きく変わる。なかでも、大きな関心を集めそうなのが、今回発表された4つのコンテンツ見本市の同時開催だろう。
発表によれば、TIFFCOM2012に、第9回東京国際ミュージックマーケット、東京国際アニメ祭2012秋、CREATIVE MARKET TOKYO 2012を加えた合計4つのコンテンツマーケットが同会場で開催される。映画・放送番組に強いTIFFCOM、アニメーションの東京国際アニメ祭、音楽の東京国際ミュージックマーケット、クリエイターのCREATIVE MARKET TOKYOが一同に集まることで、同一会場で日本のエンタテインメント・コンテンツのビジネスが網羅される。

これについて経済産業省 商務情報政策局 文化情報関連産業課 課長補佐 須賀千鶴氏は、「今年はTIFFCOMという映像マーケットに加え、音楽やアニメ、そしてクリエイターが一堂に会して同時期にマーケットを開催しようという試みを初めて行います。これによって『10 月のお台場に来れば日本中のすべてのコンテンツの底力が見える。』、『ここに来れば日本のコンテンツマーケットのあらゆるキーパーソンに会える。』という盛り上がりを実現できるよう気合を入れて臨んでいきます。」と見本市の集約が、ビジネス面で大きな効果をもたらすとの期待を述べた。

同時開催される4つの見本市は、これまでJAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)のオフィシャルイベントとして行われてきた。もともとコ・フェスタは、日本のコンテンツ産業の海外発信イベントを同時期に集中させることで国内外のビジネスの活性化を目指していた。
しかし、イベントが同時期に重なる一方で、会場がばらばらであったため、参加者の時間繰りが合わずイベントの一部を断念しなければいけないケースがあるとの声があった。例えば、TIFFCOMの放送番組は六本木、東京国際アニメ祭のテレビアニメは秋葉原と、同時期に異なった場所で紹介されるといった具合だ。会場の拡大と同時開催により、こうしたイベント間の競合が避けられる。
また、複数の見本市が集まることで、出展者、バイヤーなどの参加人数などが拡大する相乗効果も期待出来る。とりわけ国際コンテンツ見本市として拡大するTFFCOMが、他の3つのマーケットの牽引役となることが期待されるだろう。

TIFFCOM2012
http://www.tiffcom.jp/2012/jp/index.html