アニメとロケハンをテーマ 六本木と秋葉原でシンポジウム

 アニメと地域の関係、そしてアニメを通じた地域振興が益々大きな関心を集めている。9月24日から始まったJAPAN国際コンテンツフェスティバルでは、こうしたアニメと地域のつながりをテーマに2つのシンポジウムイベントを開催する。
 東京国際映画祭の提携企画文化庁映画週間の中で行われる「アニメーション meets ロケーションヒットアニメに学ぶロケハン術」、もうひとつはジャパン・アニメコラボマーケット(JAM)2009で設けられる「アニメコンテンツによる地域ブランディング~『サマーウォーズの里・信州上田』の事例から~」である。特に今回は、アニメ制作の側だけでなく、地域の取り組みも大きく取上げる。

 「アニメーション meets ロケーションヒットアニメに学ぶロケハン術」は、10月22日14時半から六本木で行われる。シンポジウムは2部構成、第1部は今夏公開され大ヒットを記録した『サマーウォーズ』の細田守監督と信州上田フィルム・コミッションを招き「『サマーウォーズ』のロケハン術」と題する。第2部は11月に公開される『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督とやはりアニメ映画の舞台となった山口県フィルム・コミッションがゲストになる。
 それぞれのシンポジウムでは、アニメの企画開発からフィルム・コミッションやロケハンについて語る。実際に存在する地域の風景や伝統などを取り入れたアニメ映画の制作の実際が明らかにされる予定だ。

 一方、「アニメコンテンツによる地域ブランディング」で取上げられるのも、『サマーウォーズ』である。こちらの開催は10月16日の15時から、東京秋葉原のUDXシアターである。
 パネリストは上田市商工観光部観光課の宮下義徳さん、北海道大学観光学高等研究センター山村高淑准教授、そして日本テレビコンテンツ事業局映画事業部のプロデューサー伊藤卓也さんである。会場となるJAM2009のテーマであるアニメの二次との視点から、観光資源という観点からの二次利用について語る。『サマーウォーズ』の舞台とまった上田市の事例を紹介しつつ、地域振興とアニメコンテンツの活用の可能性を探る。

 いずれも現在、参加者の事前登録を受付けている。「アニメーション meets ロケーションヒットアニメに学ぶロケハン術」はジャパン・ロケーション・マーケットの公式サイトで、「アニメコンテンツによる地域ブランディング」はJAM2009の公式サイトで申し込む。

「アニメはなぜロケハンをするのか?」会期: 2009年10月22日(木) 14時半~17時
場所: 六本木ヒルズ49 オーディトリアム
対象: 一般、映像製作者、自治体関係者 
申込み: 入場無料 (事前申込み制 http://www.j-lm.com

 

第一部『サマーウォーズ』のロケハン術
ゲスト: 細田守(アニメーション映画監督)
      信州上田フィルムコミッション
司会: 岡本美津子(東京藝術大学大学院映像研究科 教授)

第二部 『マイマイ新子と千年の魔法』のロケハン術
ゲスト: 片渕須直(アニメーション映画監督)
      山口県フィルム・コミッション
司会: 岡本美津子(東京藝術大学大学院映像研究科 教授)

主催: 文化庁
共催: 財団法人 日本映像国際振興協会(ユニジャパン)/特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション(JFC)
協力: 一般社団法人日本動画協会

「アニメコンテンツによる地域ブランディング」
~『サマーウォーズの里・信州上田』の事例から~
日時: 10月16日(木) 15時~16時半

 

場所: UDXシアター
申込み: 入場無料 (事前申込み制 :http://www.jam-anime.jp/

■パネリスト
 宮下義徳 (上田市/商工観光部観光課)
 山村高淑 (北海道大学/観光学高等研究センター 准教授)
 伊藤卓也 (日本テレビ放送網 コンテンツ事業局映画事業部 プロデューサー) 
■モデレーター
 陸川和男 (キャラクター・データバンク 代表取締役社長)

主催: 日本動画協会・JAM2009実行委員会/経済産業省
協力:財団法人日本映像国際振興協会(ユニジャパン)


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