TV東京 中国でアニメ製作第2弾「ナノ・インベーダー」 玩具・オンラインゲーム連動

テレビ東京が中国でのアニメビジネスをさらに進める。同社は中国で玩具とオンラインゲームに連動するテレビアニメシリーズ『ナノ・インベーダー』を製作することを明らかにした。
『ナノ・インベーダー』は11歳の少年ヒカルが主人公、地球侵略者アニマ人の力を偶然手に入れたヒカルが他の悪者たちを退治する。ヒカルは様々な経験を経る中で真のヒーローに成長していくとしている。キッズ向けのアクションヒーロー作品になるとみられる。番組は2013年中に、中国でのテレビ放送を予定する。

テレビ放送だけでなく、多角的な展開を目指す。また、中国の大手メディア企業 上海メディアグループと協力する。
テレビ放映と合わせて、現地企業KALETTOが玩具の企画・開発、販売もする。さらにオンラインゲームも同時に展開し、幅広いかたちでの収益化を狙う。テレビ東京が得意とするアニメの多角展開とライセンスビジネスが導入される。
また、関連玩具は、ヨーロッパでの発売も予定する。アニメーションの海外輸出を目指したいとする中国側のニーズも取り入れている。

テレビ東京は事業の海外展開にあたりアジア、なかでも中国を重点地域としている。その中国市場の開拓のための切り札が、現地で人気の高いアニメである。
テレビ東京は昨年12月から、同国の大手動画配信サイト土豆で、『NARUTO』をはじめとする人気アニメの正規配信を開始している。これがファンの人気を集め、違法動画対策にも効果を発揮しているという。
日本のアニメを輸出する一方でもうひとつ力を入れているのが、現地でのアニメ製作である。すでに常州テレビ系列のアニメ制作会社カーロンアニメーションと協力し、フルCGアニメーション『トレインヒーロー (中国名:高鉄英雄)』の制作も進んでいる。今回はこれに続く、現地でのアニメ製作第2弾となる。
矢継ぎ早ともいえる事業展開だが、テレビ東京の事業からは、中国でビジネスを継続させるとの強い意識が窺われる。日本企業のアニメでの中国進出は、これまで継続性が弱かった。これに挑戦する。

テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/