ソニーCP 「リサとガスパール」の世界マスターエージェント権獲得

キャラクター事業のソニー・クリエイティブプロダクツは、アン・グットマンさんとゲオルグ・ハレンスレーベンさんが生み出したキャラクター「リサとガスパール」のグローバルのマスターエージェント権を取得した。ソニー・クリエイティブプロダクツは、これまでも日本国内でのマスターライセンスを保有していたが、今後はそれを全世界に広げる。同社の目指す海外展開の一環ともなる。
「リサとガスパール」のマスターエージェント権事業は、2005年から英国のコリオン社の子会社であるSilver Lining Production Limitedが全世界で行ってきた。今後は、ソニー・クリエイティブプロダクツがそれを引き継ぐことになる。

「リサとガスパール」は、1999年にフランスで絵本として誕生した。日本だけでもシリーズの絵本が190万部以上が発刊されている人気作品である。作者のアン・グットマンさんとゲオルグ・ハレンスレーベンさんは「ペネロペ」シリーズなどで知られており、日本やヨーロッパで人気が高い。
また、「リサとガスパール」はアニメ化もされている。アニメ作品は、世界30ヵ国以上で放送されている。キャラクターの認知度向上にも一役買っている。

ソニー・クリエイティブプロダクツは、今後は映像のパッケージビジネスや商品化を推し進めるとしている。新たな映像作品の登場もありそうだ。そのうえで2015年3月末には全世界で、関連商品の市場規模100億円を目指す。
世界のキャラクタービジネスでは、有力キャラクターの獲得競争が激しい。2011年12月にサンリオが英国の絵本のキャラクター「ミスターメン」の管理会社を買収している。今回の「リサとガスパール」も含めて、日本企業もこうした世界のビジネスの流れに無縁でないことを示していそうだ。

「リサとガスパール」
http://www.lisagas.jp/