フジTV フリーマントルメディアとアジア向けに番組共同開発

フジテレビがアジア市場向け番組開発で、海外の大手番組制作会社と手を組む。3月30日、フジテレビは、フリーマントルメディア・アジア(シンガポール)とアジア市場での事業について戦略的提携を結ぶことで合意したことを明らかにした。
両社で協力し、アジアをターゲットにした番組フォーマットを共同開発する。フジテレビはフォーマットの共同開発を通じて、アジアのテレビ視聴者に良質な番組コンテンツを提供することを目指す。

フリーマントルメディアは、英国・ロンドンに拠点を持つ世界最大のテレビ番組制作会社である。『アメリカンアイドル』や『ゴット・タレント』、『Xファクター』と人気番組を次々と生み出す。世界規模で番組展開をしており、その地域はヨーロッパ、北米、アジア、ラテンアメリカ、インドなど広い地域に及ぶ。
近年は、日本とのビジネスの取り組みにも積極的である。2010年4月には、フジテレビとCreative Exchange Allianceを結んでいる。
日本との事業は、とりわけ番組の共同開発が多くなっている。今年2月から米国でテレビ放映の始まったアニメ『モンスーノ』では、電通、電通テックと協業している。また、2月15日には、電通、朝日放送と世界展開を視野にしたオリジナルテレビ番組フォーマット『ラブグリット』の開発を明らかにしたばかりだ。

フジテレビとCreative Exchange Allianceからも、すでに新しい企画が生まれている。『トータル・ブラックアウト』、『カメレオン』といった番組だ。『トータル・ブラックアウト』は、米国、ヨーロッパ、アジアの16か国で放送されるなどの成果を挙げた。
今回のフジテレビとフリーマントルメディア・アジアとの提携も、この一環だ。フジテレビが開発した『脳カベ』がアジア各国で人気得るなど、同社のアジアの視聴者に強みを持つクリエイティブ力とフリーマントルメディア・アジアの持つマーケティング力を結びつける。開発されたフォーマットは、フリーマントルメディア・アジアのネットワークを利用して、アジア各国の放送局や制作会社に販売することになる。

フジテレビ
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フリーマントルメディア
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