Viz Media 新CEOに佐々木健氏 福原秀己氏副会長に

佐々木健氏

米国で日本のマンガ・アニメのライセンス管理、出版事業を手掛けるVIZ Mediaは、2012年4月1日付で佐々木健氏が新たにCEOに就任することを明らかにした。現CEOの福原秀己氏の後を引き継ぐ。福原氏は、副会長に就任する。

佐々木氏は2008年にVIZ Mediaに入社、以来アニメ作品のデジタル配信などに携わってきた。現在は、上級副社長・ジェネラルマネージャーとしてビジネスに携わっている。
デジタル配信に経験が深い佐々木氏のCEO起用は、アニメに続きマンガでもデジタル配信重視を強めるVIZ Mediaの今後の方向性を示していそうだ。VIZ Mediaはこの1月に英語版「少年ジャンプ」(WEEKLY SHONEN JUMP ALPHA)を週刊でのデジタル配信をスタート、紙雑誌による発刊を終了したばかりである。
佐々木氏は、「過去数年、VIZ Mediaはデジタルの未来のための投資を続けてきました。マンガ、グラフィックノベル、アニメのデジタル流通がさらに拡大し、北米のファンに作品が届くようになることを願っています」とコメントする。

福原秀己氏は、2004年以来8年間、同社の創業者である堀淵清治氏を引き継いでVIZ Mediaの経営を統括してきた。メリルリンチ・ジャパン出身の福原氏は、翻訳マンガ出版が中心のVIZ Mediaの事業をアニメやライセンス管理会社に拡張、北米最大の日本マンガ出版、マンガ・アニメのライセンス管理会社に育てた。
福原氏は、佐々木氏がダイナミックなビジネスマン、リーダーであるとし、今後、北米のアニメ、マンガのビジネスをさらに前進させるだろうと話す。
VIZ Mediaは佐々木氏のもと、本年夏に、さらなるデジタル流通を利用したプロジェクトを発表することも明らかにしている。

VIZ Media  http://www.viz.com/