映画「長ぐつをはいたネコ」 スピンオフで本家超える好調

PUSS IN BOOTS (R) and (c) 2011 DreamWorks Animation LLC. AllRights Reserved

3月17日に国内公開をスタートしたドリームワークス アニメーションのフルCGアニメーション『長ぐつをはいたネコ』が快調だ。
公開1週間目の7日間(3月17日~23日)の興収が約3億7200万円、動員数27万2000人と好調なスタートを切っている。さらに2週目の土曜日と日曜日で興行収入約1億2200万円、動員8万6000人、公開10日間で興行収入約4億9400万円、動員は35万8000人に達した。今後のさらなる伸びが期待されている。

『長ぐつをはいたネコ』は、『シュレック』シリーズの人気キャラクター 長ぐつをはいたネコ”ことプスが主人公をスピンオフさせた作品だ。ドリームワークス アニメーションの大ヒット作で全4作が製作された『シュレック』シリーズにつながる。
本作の第1週目の興収は、2010年に公開されたその最終章『シュレック フォーエバー』の実績を61%上回る。スピンオフ作品が、オリジナル作品の実績を大きく上回る珍しい例となった。『シュレック フォーエバー』の最終興収は10億円だった。

配給元のパラマウント ピクチャーズ ジャパンは、今回の『長ぐつをはいたネコ』の人気について、今までドリームワークス アニメーションの客層の中心であったファミリーだけでなく、女性同士やカップルなど
今までに比べて新しい観客を開拓したためと分析する。
「主人公がドリームワークス史上最も愛らしい<猫>が主人公であるということが、通常のファンに加え、更なる間口を広げたのではないかと考えられます」とコメントする。さらにペットが好きな日本人に、猫のプスがアピールしたとみる。

「シュレック」シリーズは、日本でも大きなヒットとなってはいるものの世界各国での人気に比べるとそれはやや控めなものだった。主人公がより馴染み易い猫となったことが、こうした流れを少し変えたようだ。
また、これは日本の観客のより可愛いキャラクターを求めるという志向をあらためて浮き彫りにしたかたちだ。

『長ぐつをはいたネコ』
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
http://www.naganeko.jp/