「パックマン」3Dアニメシリーズ化 2013年以降に登場

コンピューターゲームを代表するキャラクター「パックマン」が、CGアニメーション化される。全26話(各26分)のテレビシリーズとして制作中で、2013年に完成する見通しである。
注目されるのは、本作がフルHDの3D(立体視)作品とされていることだ。3Dのテレビ作品はまだ数が少ないだけに、貴重な番組になる。製作側では、制作予算は1話あたり60万ドル(約4800万円)としている。日本の通常のテレビアニメの1話当たりの予算が1000万円台前半程度であることを考えると、かなり潤沢な予算と言えるだろう。

シリーズのプロデューサーとして、バンダイナムコホールディングスのアドバイザリーも務める米国の有力プロデューサー アヴィ・アラド(Avi Arad)氏が参加する。また、テレビアニメーションシリーズの『スパイダーマン』などを手掛けたリック・アンガー氏もプロデューサーとなる。さらに脚本をテレビアニメーション版『スクーピー・ドー』などのトム・ルーガー氏、ポール・ラグ氏らが手掛けた。米国主導の企画とみられる。
テレビアニメーション『パックマン』はかねてより製作が話題になっていたが、本作は昨年10月にフランス・カンヌの開催されたテレビ番組見本市のMIPCOMにも出品されている。現在は、世界各国に向けて売り出し中のようだ。世界的に愛されるキャラクターだけに、今後の展開が注目される。

「パックマン」は、1980年にナムコ(現バンダイナムコゲームス)が開発、発売したアーケードゲームの名作だ。日本だけでなく、世界中で広く知られ、愛されている。今回のアニメーション化は、そうした認知度の高さと人気に目をつけたものになる。
ゲーム作品とキャラクターを保有するバンダイナムコグループは、近年、ゲームだけでなくキャラクターとしての「パックマン」のプロモーションに力を入れている。本作は、そうした同グループのキャラクター戦略の一環ともいえる。

*[訂正:本作の完成予定時期を訂正させていただきました。]