2011年アニメ映像ソフト1位にアニプレックス ディズニー、バンダイV続く

 市場調査会社のGfK Japanは、2月20日にGfK Certified Video Software 2011を明らかにした。これは2011年の暦年で、DVD・Blu-ray Discなどの映像ソフト販売数が多かったメーカーを8部門にわたり発表するものだ。映像ソフト全体5部門とBDソフト3部門から構成される。
 総合部門では年間に最も販売数量の多かったタイトルは、アイドルグループ嵐の「ARASHI 10-12 TOUR“Scene”~君と僕の見ている風景~【stadium】」(ジェイ・ストーム)だった。GfK Japanがカバーする販売チャンネルだけで、売上は70万枚を超えるという。同タイトルは音楽部門(全体)でもトップとなっている。BDで最も販売されたのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 DVD+ブルーレイセット」である。

 他の6部門は、タイトルでなく映像ソフトの販売数量の多いメーカーに与えられる。このうち映像ソフト全体(アニメ部門)、BDソフト全体(アニメ部門)は、昨年に引き続きアニプレックスだった。ウォルト・ディズニーやバンダイビジュアルを押さえての1位である。
 GfK Japanによれば、アニプレックスは『魔法少女まどか☆マギカ』のほか、全体では劇映画、BDでは旧作BOXシリーズなどが支持を集めたとしている。市場シェアでは映像ソフト全体(アニメ部門)が17.1%に対して、BDでは24%となる。2011年に販売されたアニメBDの4枚に1枚がアニプレックスだったことになる。
 また、映像ソフト全体(アニメ部門)の2位はウォルト・ディズニー(15.9%)、3位はバンダイビジュアル(12.2%)である。しかし、BDでは2位バンダイビジュアル(15.9%)、3位ウォルト・ディズニー(13.1%)に入れ替わる。アニプレックスとバンダイビジュアルが、特にBDで強みを発揮していることが分かる。
 ウォルト・ディズニーは、ディズニー/ピクサーの新作『カーズ2』、『塔の上のラプンツェル』、それにスタジオジブリ作品の『借りぐらしのアリエッティ』もヒットした。バンダイビジュアルは、幅広いラインナップに加えて『機動戦士ガンダムUC』がヒットだった。

 映像ソフト全体(映画部門)は、洋画で強みを持つワーナー エンターテイメント ジャパンが1位である。ワーナーは、このほかTVドラマ部門(全体)、映画部門(BDソフト)の3部門を制している。『ハリー・ポッター』シリーズなどが好調だった。
 映像ソフト全体(映画部門)の2位はソニー・ピクチャーズエンタテインメント、3位は20世紀フォックス ホーム エンターテイメントである。TV部門は2位が20世紀フォックス、3位はジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントと海外資本の健闘が目立つ。

GfK Japan  http://www.gfkrt.com/japan

GfK Certified Video Software 2011(発表8部門)

[映像ソフト全体(5部門)]
■ 販売数量No.1タイトル
  「ARASHI 10-12 TOUR“Scene”~君と僕の見ている風景~【stadium】」(嵐)/ジェイ・ストーム
■ 映画部門トップシェア
  ワーナー エンターテイメント ジャパン
■ TVドラマ部門トップシェア
  ワーナー エンターテイメント ジャパン
■ アニメ部門トップシェア
  アニプレックス
■ 音楽部門トップシェア
  ジェイ・ストーム

[Blu-rayソフト単体(3部門)]
■ 販売数量No.1タイトル
  「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 DVD+ブルーレイセット」/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
■ 映画部門トップシェア
  ワーナー エンターテイメント ジャパン
■ アニメ部門トップシェア
  アニプレックス 

*右上メーカー別数量シェア(クリックで拡大)