イマジカ・ロボット第3四半期 主要5事業で利益確保

イマジカ・ロボット ホールディングスは、2月14日に平成24年3月期第3四半期の決算を発表した。第3四半期までの売上高は365億9700万円、営業利益は21億4700万円、経常利益は21億6600万円、四半期純利益は12億9800万円だった。
イマジカ・ロボット ホールディングスは、映像技術サービス・放送事業のIMAGICAブランドの各社、それに映像制作のロボットなどを傘下にする持ち株会社である。2011年4月に上場子会社であるフォトロンがイマジカ・ロボット ホールディングスを吸収合併、社名を変更することで上場するかたちとなっている。

事業セグメントは、映像技術サービス、映像ソフト、放送、映像システム、人材コンサルティングの5事業となっている。ポストプロダクションやCG関連に強みを発揮している。今回の四半期決算では、5つの事業が全て営業利益を確保しており、バランスのとれた経営であることが分かる。

事業部門で最も売り上げが大きいのは、映像技術サービス事業である。売上高は149億2500万円、営業利益は24億8300万円である。
フィルムプリントからデジタルシネマへの移行が急速に進んでいることから、デジタルシネマパッケージ(DCP)の受注が大幅に伸びた。DCPは利益率が高いことから事業全体の業績を支えた。CM関連事業も堅調だったこともあり、撮影サービスの減少をカバーし営業利益は計画を上回った。

映像ソフト事業は、実写映画からCGアニメーションまで幅広い作品を取り扱うロボット、CM・音楽映像を得意とするピクス、アニメ企画・製作のジェンコなどから構成される。売上高は89億4300万円、営業利益は1億2600万円だった。大型案件の受注が、大きかった。
また、劇場映画への出資も行っている。第3四半期まででは『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』、『friends もののけ島のナキ』、『ワイルド7』が公開した。また、第4四半期にも、『ALWAYS 三丁目の夕日‘64』が公開している。

放送事業は「洋画★シネフイル・イマジカ」、「食と旅のフーディーズTV」、「歌謡ポップスチャンネル」の3チャンネルを運営する。売上高は33億8200万円、営業利益は6600万円である。
映像システム事業は、売上高58億900万円、営業利益2億6500万円。人材コンサルティング事業は、売上高61億3100万円、営業利益は6600万円だった。
通期では売上高518億円、営業利益30億円、経常利益30億円、当期純利益18億5000万円を見通す。

イマジカ・ロボット ホールディングス
http://www.imagicarobot.jp/