タラトミー第3Q決算 ベイブレード国内減速も海外好調

 国内玩具大手のタカラトミーは、2月7日に平成24年3月期第3四半期(23年4月~12月)の決算を発表した。今期から米国子会社のTIグループ(旧RC2)が連結子会社になったことから、売上高は前年同期比で18.2%の伸びとなったが、利益面では伸び悩んだ。連結売上高は1481億5000万円、営業利益は104億200万円(前年同期比1.8%増)、経常利益は93億3800万円(同6.5%減)、四半期純利益が39億5200万円(同57.7%減)である。
 利益での伸び悩みは、海外要因が大きかった。金融問題に揺れる欧州の販売子会社の収益が悪化、海外輸出増加による売上原価の上昇、TIグループ買収ののれん代の償却、さらにタイ洪水被害による被害、海外再編費用などである。

 日本国内は売上高、利益とも前年同期並みだった。売上高は1157億9700万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は113億8200万円(同3.0%減)である。
 商品別では夏に劇場映画公開されたトランスフォーマーが順調だった。また、2011年にテレビアニメと雑誌を刷新したトレーディングカードのデュエルマスターズが夏以降回復した。メタルファイト ベイブレードは、国内販売は減少したが、海外輸出は大きく伸びた。リカちゃんも売り上げが伸びた。
 グループ企業はキャラクター事業に強みを持つタカラトミーアーツが順調だった。また、クリスマス商戦でテレビゲームが活気づいたトイズユニオンも好調だった。

 北米は、ITグループの売上が加わり大きく拡大した。ベビー事業などを中心に、売上高は181億5100万円、営業利益は2億7200万円である。
 欧州事業も黒字を確保している。こちらもITグループの売上が加わり、売上高95億5300万円、営業利益は1億5000万円だった。
アジア・オセアニアはメタルファイト ベイブレード関連商品が好調だった。また、オーストラリアのTIグループの売上もあり、増収増益である。売上高305億1800万円(前年同期比36.1%増)、営業利益15億3900万円(同56.7%増)である。

タカラトミー http://www.takaratomy.co.jp/