セガサミーHD第3四半期 ゲーム、アニメ、玩具が減収に

 2月3日、エンタテインメント企業大手のセガサミーホールディングスが、平成24年3月期第3四半期(23年4月~12月)の決算発表を行った。連結売上高が3116億8200万円(前年同期比0.5%増)となったほか、営業利益は643億6000万円(同2.2%増)、経常利益は634億8800万円(同1.9%増)、経常利益は343億8400万円(同6.6%減)となった。連結売上高、利益ともほぼ前年並みだった。
 全体では前期並みとなっているが、事業部門ごとでは波は大きかった。パチンコ・パチスロの遊技機事業が業績を回復させ、アミューズメント施設事業が利益を伸ばした。一方で、アミューズメント機器事業は減収減益。コンシュマーゲーム、アニメ、玩具などから構成されるコンシュマー事業は減収で、営業損失に転じている。

 コンシュマー事業の売上高は641億100万円(前年同期比4.9%減)、営業損失55億900万円(前年同期28億1100万円の利益)だった。部門ごとの売上内訳はセガが中心となるゲームが490億円(同2.6%減)、セガトイズの玩具が76億円(同24.8%減)、トムス・エンタテインメントなどのアニメが70億円(同9.1%減)である。
 一方で、部門全体の研究開発費・コンテンツ制作費は141億円と18.5%増となり、コンテンツ向けの先行投資が目先の利益を圧迫したかたちである。
 
 ゲームソフトの販売は第3四半期までで、1260万本(前年同期比7.6%減)である。欧州で637万本、米国で439万本、日本で183万本と海外で強みを発揮した。
 第3四半期単独で販売の中心となったのは、欧米でヒットになった「Mario&Sonic at the London 2012 Olympic Games」で239万本、「ソニック ジェネレーションズ 白の時空/青の冒険」が全世界で163万本だった。国内ではPSP向けの「初音ミク-Project DIVA-extend」が、29万本のヒットとなっている。
 アニメでは『アンパンマン』、『カードファイト!!ヴァンガード』のライセンス収入が堅調だったとしている。また、玩具では『アンパンマン』、『ジュエルペット』が主力となった。

セガサミーホールディングス http://www.segasammy.co.jp/