米国 DVD・BD年間売上ベスト10にアニメーション映画5本

 米国のマーケット調査会社ニールセンは、2011年(1月3日~12月4日)の映像パッケージの売上トップ10を発表した。この数字にはウォルマートを除く、米国の小売店で販売されたDVD、Blu-ray Discの売上が含まれる。
 トップに立ったのは、日本でもDVD、BD売上で圧倒的な強さを誇った「ハリー・ポッター」シリーズの『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』だった。また、3位にも『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が入り、同シリーズの圧倒的な強さを見せつけた。

 また、2011年のもうひとつの大きな特徴は、劇場アニメーションの勢いだ。ベスト10のうち5作品までが、アニメーションである。
 2位には日本でも2011年3月に全国公開されたディズニーアニメーション『塔の上のラプンツェル』が『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を上回り、名を連ねた。さらに第5位にディズニー/ピクサーの『カーズ2』とアニメーション上位2作はディズニー作品となり、この分野での同社の強さをみせつけた。
 さらに6位に『Rio』(20世紀FOX)、8位に『メガマインド』(ドリームワークスアニメーション)、10位には『ライオンキング』(ディズニー)がランキングされている。日本での未公開作品がベスト10に含まれるなど、日本と異なる米国の人気も窺える。

 年間ランキングで興味深いのは、日本でもDVD、BDの販売でアニメは大きなシェアを占めるが、米国でも同様にアニメーションが映像パッケージ、そして映画市場のかなりの部分を支えているという点だ。新規参入が相次ぎ、作り過ぎでは?と指摘される米国の劇場アニメーションだが、成功した時のビジネスの大きさが、その理由となっているとみられる。
 アニメーション以外では、『トランスフォーマー/ダークサイドムーン』が4位、7位にはコメディ映画『Bridesmaids』、9位が『ワイルド・スピード MEGA MAX』である。販売会社別ではワーナー・ホームビデオ、ディズニー/ブエナビズタ・ホームビデオ、ユニバーサル・ホームエンタテインメント、パラマウント・ホームエンタテインメント、20世紀フォックス・ホームエンタテインメントとハリウッドメジャー系が占めた。
*上記()内は制作スタジオ

ニールセン トップ・オブ・2011
[トップ10 DVDタイトル]

1位 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 (ワーナー・ホームビデオ)
2位 『塔の上のラプンツェル』 (ディズニー/ブエナビズタ・ホームビデオ)
3位 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』 (ワーナー・ホームビデオ)
4位 『トランスフォーマー/ダークサイドムーン』 (パラマウント・ホームエンタテインメント)
5位 『カーズ2』 (ディズニー/ブエナビズタ・ホームビデオ)
6位 『Rio』 (20世紀フォックス・ホームエンタテインメント)
7位 『Bridesmaids』 (ユニバーサル・ホームエンタテインメント)
8位 『メガマインド』 (パラマウント・ホームエンタテインメント)
9位 『ワイルド・スピード MEGA MAX』 (ユニバーサル・ホームエンタテインメント)
10位 『ライオンキング』 (ディズニー/ブエナビズタ・ホームビデオ)
*()内は販売会社