2009年劇場興収「ポケモン」45億円 「NARUTO」10億円

 2009年9月18日に行われたテレビ東京の定例社長会見によれば、アニメ『ポケットモンスター』の劇場版が今年も好調に推移している。
 同社の辻取締役はこの夏の劇場アニメの成果として、今年7月18日に公開された『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール「アルセウス超克の時空へ」』の興収が、累計で45億2400万円に達したことを明らかにした。

 この数字は昨夏に公開された『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パールギラティナと氷空<そら>の花束シェイミ』の48億円をやや下回る。しかし、昨年に引き続き40億円台の後半に乗せてきたことで、シリーズの変わらぬ人気を感じさせるものになっている。
 劇場アニメではシリーズ最高のおよそ35億円の興収となった『名探偵コナン漆黒の追跡者』や30億円台半ばに到達しているとみられる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が今年の大ヒット作品となっている。「アルセウス 超克の時空へ」はこれらを上回り、2009年の日本アニメ映画の興収1位になるとみられる。
 作品はシリーズ12作目にあたるが、全12作中の第6位になる。また、今年の観客動員数は440万人となり、シリーズ累計で5241万人、5000万人の大台を突破した。

 一方、テレビ東京が製作に参加するもうひとつ夏の劇場アニメ『劇場版NARUTO-ナルト-疾風伝「火の意志を継ぐ者」』は、最新の数字で興行収入は9億9400万円、動員数90万9000人である。
 10億円の大台にわずかに届いていない。これは『NARUTO』の劇場映画では、これまでの全6作中5番目になるが、テレビ東京ではまずまずの成績としている。

 また、今回の記者会見では、テレビアニメ番組の視聴率についても言及された。ここに来てアニメの視聴率が少し上昇してきたとしており、同社が力を入れる『毎日かあさん』も視聴率が上向いているという。
  さらに今年4月にスタートしたアニメ局の成果は、10月クール以降に試されるのではないかとする。来年1月から「アニメノチカラ」で、原作のない作品を気鋭のクリエイターと組み放送することなどを新たな試みとして言及した。

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