セガ「頭文字D」日本企業初 中国でAM向けネットワーク対戦ゲーム

 ゲーム大手のセガは、2011年12月10日より中国でアミューズメント施設向けのカーレース「世嘉头文字D ARCADE STAGE 6 双重皇牌 全国对战版 」を導入する。まず、中国国内28店舗で125台が稼働開始し、2012年夏までに350店舗1500台の稼働を目指す。

 このゲームは2011年3月から国内で展開している「頭文字D ARCADE STAGE 6 AA」の中国国内向け製品にあたる。人気のカーレースマンガ『頭文字D』を題材に臨場感のあるカーレースをアミューズメント施設で擬似体験出来ると好評を博している。
 ゲームの目玉となるのは、各店舗をリアルタイムネットワークで結んだ対戦である。プログラムでなく、全国各地にいるプレイヤーと一緒にレースを楽しめる。日本では人気の高いジャンルだが、日本企業がリアルタイムネットワーク対戦ゲームを中国のアミューズメント施設に持ち込むのは初となる。セガはリアルな体験を武器に差別化を目指す。

 セガは中国内でのリアルタイムネットワーク対戦の実現のために、日本国内で採用している通信システムのノウハウを活かし、さらに中国国内の通信環境でも快適に動作するリアルタイムネットワークのシステムを新たに構築したという。このシステムは「世嘉头文字D ARCADE STAGE 6 双重皇牌 全国对战版 」だけでなく、他のリアルタイムネットワーク対戦にも応用可能だ。
 2012年3月には、第2弾としてアミューズメント施設向けトレーディングカードゲーム「覇・三国志大戦2」を市場に投入する予定だ。国内で巨大マーケットを築くデジタル型のトレーディングカードゲームにも乗り出す。可能性の大きな市場だけに、今後の展開が注目される。
 セガは中国だけでなく、中国を含んだアジア地域に今後も積極的に事業展開をするとしている。新興市場を取り込み成長を目指す。

セガ http://sega.jp