ファイル共有ソフトの著作権違法行為 過去最大一斉取締り

 不正商品対策協議会(ACA)は、2011年11月28日から30日までの間、全国の47都道府県警察によるコンテンツの著作権法違反事件集中一斉取締りが行われたと発表した。ファイル共有ソフトなどを通じた映画、音楽、アニメ、ゲーム、ビジネスソフトなどの著作権法違反の取締りとしては、過去最大規模となった。
 12月1日13時までに明らかになった内容では、捜索は全国76箇所に及び30人が逮捕された。全国一斉取締りは、今回で3回目となる。2009年9月の1回目には逮捕者は11人、2011年1月の2回目は18人と、次第に摘発規模が拡大している。

 逮捕者のうちACAが関わる案件での逮捕者数は27人で大半を占めた。ACAには、ゲーム、映画、音楽、音楽・映像パッケージ、ビジネスソフトの権利者団体として、コンピュータソフトウェア著作権協会 (ACCS)、日本映画製作者連盟 (MPAJ)、日本映像ソフト協会 (JVA)、日本音楽著作権協会 (JASRAC)、日本国際映画著作権協会 (JIMCA)、日本レコード協会 (RIAJ)、ビジネスソフトウェア アライアンス(BSA)が参加する。
 さらにこの27人のうち、13人がアニメの著作権違法行為が対象となっている。違法行為に占めるアニメの割合の高さを窺わせるものである。

 アニメについては、13件のうちファイル共有ソフトShareを利用したものが11件、BitTorrentを利用したものが1件、オンラインストレージサイトを利用したものが1件である。
 また、逮捕者は20代から50代までに、幅広い年代にわたる。20代が3人、30代が4人、40代が3人、50代が3人である。女性は51才の女性が一人のみで、大半が男性だった。

不正商品対策協議会 (ACA:The Anti-Counterfeiting Association)
http://www.aca.gr.jp/