バップ第2四半期 BD・DVD販売不調も減収増益

 映像音楽のパッケージ事業のバップの平成24年3月期第2四半期決算は、売上高(外部)は、前年比で9.6%減の88億4100万円だった。
 同社を連結子会社とする日本テレビ放送網によれば、売上高の減少はBlu-ray Disc・DVDの販売が不調だったためである。前年同期は増収増益だったが、その反動もあったとみられる。一方、営業利益は制作費を削減したことから前年同期比で1.7億円の増加となった。製作を抑えることで、投資リスクを避けた結果とみられる。

 こうした制作費の抑制は、バップの手掛けるアニメ事業にも影響を与えていると見られる。平成24年上半期に同社が新たに扱ったアニメは、テレビシリーズが『逆境無頼カイジ 破戒録篇』と『君に届け』の2作品、OVAが『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 第2章』である。アニメ映画はなかった。 
 このほか『桜蘭高校ホスト部』、『異世界の聖機師物語』のBD-BOXを発売した。しかし、全体の事業に占めるアニメの割合は必ずしも大きくない。

 また、同じ日本テレビ放送網の連結子会社では、日本テレビ音楽出版が減収減益だった。第2四半期までの売上高は16.9%減の46億4600万円である。こちらは前年同期に大きかった『ルパン三世』の商品化権収入の反動減としている。全体で営業利益は、3億5700万円の減少であった。

バップ http://www.vap.co.jp/