ワンピ関連商品 ライダー映画好調 東映が業績上方修正

 大手映画会社の東映は、11月11日に平成24年3月期の業績予想を上方修正した。第2四半期の連結決算は売上高520億円から579億円、営業利益は40億円から64億円、経常利益は44億円から72億円、当期純利益は21億円から31億円といずれも大きく引き上げられている。
 一方、通期連結も売上高1000億円から1100億円、営業利益が76億円から95億円、経常利益は81億円から105億円、当期純利益は40億円から49億円に変更された。ただし、第2四半期に比べて引き上げ幅は小さい。東映が下半期の業績をより慎重に見ていることが分かる。

 業績予想修正理由として最初に挙がられているのは、アニメ『ワンピース』関連商品の好調である。キャラクター商品、イベント、DVDが予想を上回った。『ワンピース』は、東映の連結子会社東映アニメーションが取り扱っている。子会社の好調が、東映本体にも及んだかたちだ。
 
 もうひとつ好調だったのは、映画製作・配給である。ヒット作として『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21 のコアメダル』、『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』、『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』、『探偵はBARにいる』の4本を挙げた。
 このうち2本が仮面ライダーシリーズで、特撮映画が4本のうち3本である。近年、人気が盛り上がるテレビ特撮番組の劇場版が業績を下支えしていることが分かる。
 『探偵はBARにいる』は、9月10日に公開した大泉洋、松田龍平主演の話題作。週末興行1位でスタート、その後も息の長い人気でヒット作となった。

東映 http://www.toei.co.jp/