タカラトミー第2Q増収減益 買収効果で海外堅調

 タカラトミーは11月8日に、平成24年3月期第2四半期の決算発表を行った。期中に米国の玩具会社RC2(現トミーインターナショナル)を買収したことから売上高は15%増となり、892億9400万円だった。
 一方、利益面では、国内事業の伸び悩みを反映して減益となった。営業利益は50億6000万円、経常利益は16.1%減の44億6000万円、四半期純利益は23億2700万円(同52.2%減)である。

 日本国内の売上高は684億2200万円(前年同期比3.0%減)、営業利益は54億5300万円(同12.6%減)である。国内売上高には、海外向けの輸出売上も含まれている。売上高に比べて、利益の下げ幅の大きかったのは、利益率の低い海外輸出の伸びの大きさも理由である。輸出の伸びを支えたのは、7月に劇場映画が公開された『トランスフォーマー』、そして海外でのヒットが続いている『メタルファイト ベイブレード』である。
 国内では『デュエルマスターズ』が、アニメや雑誌を4月に刷新したことで新規顧客獲得に成功し、売上を伸ばした。また、トミカ、プラレール、リカちゃんなどの定番商品は堅調だった。
一方、卸流通のトイズユニオンが厳しかった。テレビゲームの取扱量が前年比で大幅減となった。タカラトミーアーツは順調だった。

 北米はトミーインターナショナルがグループ企業に加わったことから売上高が急増した。前年同期の4億7300万円の売上高は115億800万円となる。営業利益も9800万円から2億4400万円まで増加した。さらに8月にはトミーインターナショナルが地元企業のBOON,IncとKEEN DISTRBUTION,LLCを買収しており、今後さらに積極的にビジネスを拡大することになる。
 欧州もトミーインターナショナルの影響で売上高は58億5700万円と前年同期比で39.6%増加した。しかし、既存の販売子会社の収益の悪化から営業損失からは抜けだせなかった。営業損失は22000万円である。
 アジア・オセアニアは、『トランスフォーマー』と『メタルファイト ベイブレード』が好調だった。さらにトミーインターナショナルの売上高が加わり増収増益だった。売上高230億8700万円(前年同期比53.0%増)、営業利益は13億700万円(同124.9%増)である。

タカラトミー  http://takaratomy.co.jp/