有料アニメ専門チャンネルの加入者数

 地上波テレビの視聴率が長期的な低下傾向にある中、有料放送局の拡大が続いている。これはアニメ放送局でも同様である。5月4日の日経流通新聞はこの有料放送局の加入者・視聴世帯の伸び率ランキングを掲載してるが、この中でアニメ専門チャンネルにも触れている。
 日経流通新聞によると上位2放送局を日系の放送局が占めている。3位以下5位までが米国系の放映局である。日系の放送局が豊富な日本アニメ作品の放映で人気を集めているのは理解出来るが、3位以下の米国系放送局も以外に健闘している。

 1997年に日本で放映を開始した3位のカートゥーンネットワークは、かつては、キッズステーションと人気を二分していた。3位ではあるが米国におけるほどの圧倒的な人気は獲得出来ずにいる。米国で同局の人気を押し上げている日本アニメ作品の多くが、権利関係により日本で放映出来ないことが大きな理由であろう。
 むしろ、4位ディズニーチャンネル,5位ニコロデオンが低い加入者数ながら高い伸び率になっているのが注目である。日本人合わないと言われて続けている米国のテレビアニメーションが、本当に日本で受け入れられないかが今後明らかになるであろう。
 1位のキッズステーションは、1993年に放映を開始した日本で最も古いアニメ専門チャンネルである。アニメ専門チャンネルの中では圧倒的な加入者数を持っており、その数を背景に豊富な作品を確保している。2位のアニマックスは東映アニメーション、サンライズ、トムスエンタテイメント、ソニー・ピクチャーズエンタテイメントといった日本の大手アニメ会社の共同出資によって設立した会社である。放映開始は1998年ながら、人気作品を並べた豊富なライナップが魅力的になっている。
 
 これらの有料アニメ放送局のすごい点は、既に加入世帯が400万件台、600万件台の上位3放送局ですら全て2桁成長を遂げていることだ。テレビによるアニメ視聴が衰退を続けていると言われる中で、こうした有料アニメ専門放送局の成長はアニメ視聴方法の多様化を裏付けているだろう。

1 キッズステーション  660万世帯(13.0% 昨年度伸び率)
2 アニマックス  492万世帯(16.5%)
3 カートゥーンネットワーク  443万世帯(11.2%)
4 ディズニーチャンネル 250万世帯(25.0%)
5 ニコロデオン(ニッケルオデオン) 169万世帯(77.2%)
6 アニメシアター 7万世帯 (15.1%)
数字は5月4日の日経流通新聞から