バンナム業績上方修正で利益拡大 トイ、コンテンツ好調

 バンダイナムコホールディングス(バンダイナムコHD)の業績が、引き続き好調を維持している。10月26日に発表されたバンダイナムコHDの連結業績予想は、第2四半期、通期とも引き上げられた。なかでも利益予想は当初の予想を大きく上回り、業績の急激な回復を印象付ける。

 第2四半期連結売上高は当初予想の1780億円から1940億円に変更された。また営業利益は65億円から155億円、経常利益は65億円から157億円、四半期純利益は32億円から78億円となる。営業利益と経常利益は前年同期の3倍、純利益は黒字転換である。
 連結予想はより控えめな見通しである。それでも売上高は4000億円から4200億円に引き上げられ、営業利益も165億円から250億円、経常利益は165億円から260億円、当期純利益は85億円から150億円に変わる。こちらも前年を大きく上回ってくることになる。

 バンダイナムコHDの発表では、第1四半期決算で好調とされた事業が引き続き全体を牽引していることが分かる。トイホビー事業では戦隊シリーズ、仮面ライダーフォーゼ、デジタルカードゲームを人気とアイテムとして挙げる。
 コンテンツ事業では『テイルズ オブ エクシリア』、『AKB 1/48 グアムで恋したら・・・』などのゲームソフトを好調としてあげる。さらに映像音楽事業では、この春のテレビ放映を開始、パッケージ販売をスタートした『TIGER&BUNNY』が夏シーズンも好調としている。
 トイ、コンテンツ事業の双方で、同社の得意とするキャラクター商品が貢献したことが分かる。国内大手エンタテインメント企業の業績回復は、関連業界にもポジティブな影響をもたらしそうだ。

バンダイナムコホールディングス http://www.bandainamco.co.jp/