テレ東 アニメ番組のデータ放送進める イナイレやダンボール戦機

 テレビ東京は、テレビアニメの放映と連動したデータ放送の活用を進める。デジタルテレビのデータ放送機能を活かし、番組関連情報をユーザーに伝える。
 テレビ東京は2年前より、月曜日19時からの『たまごっち!』で、データ放送を実施している。この結果、平均視聴率の上昇が見られ、またプレゼント応募が飛躍的に伸びた。データ放送の実施は、ポジティブな結果が表れているとその利用を拡大する。

 まず、10月12日から『イナズマイレブンGO』と『ダンボール戦機』で開始、その後はゴールデンアワーの各番組に拡大して行く。『遊戯王ゼアル』や『ポケットモンスター ベストウイッシュ』、『NARUTO疾風伝』などを予定している。
 さらにゴールデンアワー以外、土曜日朝10時からの『プリティーリズム オーロラドリーム』でも導入する。こちらは10月中旬からスタートする。
 
 データ放送の活用はテレビ東京だけでなく、他局でも進んでいる。NHKでは『へうげもの』、『バクマン。』第2シリーズ、『ファイ・ブレイン~神のパズル』などで実施している。『ファイ・ブレイン~神のパズル』では、番組に登場したパズルをより深く楽しめるなどのアイディアが盛り込まれる。
 また、日本テレビでは金曜ロードショーで放映した『サーマーウォーズ』でデータ放送を利用したシーンガイドを導入した。8月末に放映した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 』ではシンクロ率キャンペーンを実施、イベント感覚のインタラクティブ性を盛り込んだ。
 送り手から受け手への一方通行なメディアとされるテレビ放送だが、データ放送は番組、そしてアニメに新たな視聴体験を持ち込む。今後も、利用方法の多様化、拡大が進みそうだ。

 テレビ東京はデータ放送以外でも、この秋から新たな試みをスタートする。この10月からソーシャルSゲームと連動したアニメ番組『戦国☆パラダイス 極』を放送している。
 『戦国☆パラダイス』はすでに多くの会員を獲得しており、人気ゲームと連動したアニメを放送することで、テレビとSNSゲームの新たな楽しみ方を提案するという。アニメでゲームに登場する戦国武将たちがコメディーを展開、さらに番組で起きた出来事がゲームでも展開、双方向の流れを創りだす。
 テレビ東京は、ゲームへの製作投資も行っている。番組は新しい収益獲得モデル構築の試みともなっている。

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