ドリームワークスのアニメが初のネット配信 Netflixと契約

 米国の番組有料配信の大手Netflixは、ドリームワークス・アニメーションSKGと同社のアニメ配信における独占配信の複数年契約を結んだ。Netflixはこの契約で、ドリームワークス・アニメーションの映画やテレビ番組をテレビ、タブレット、PC、モバイルに向けて配信を行う。Netflixの有料会員がこれを視聴出来る。
 配信作品には『シュレック』シリーズ、『マダガスカル』シリーズ、『ヒックとドラゴン』、『カンフーパンダ』などが含まれる。ドリームワークス・アニメーションがネット向けに本編の配信をするのはこれが始めてとなる。

 Netflixはインターネットを通じたDVDのレンタルサービスで当初スタートした。月極価格で借り放題のビジネスモデルを武器に既存のレンタルショップの市場を奪うかたちで急成長している。世界に2500万人以上の有料会員を抱える。
 一方、近年はオンライン分野の拡大により、DVDでなく、オンライン視聴の月極み利用し放題を導入している。オンライン配信の拡大で、Netflixはこの分野でも主力プレイヤーとなっている。現在は有力企業との配信拡大を進めている。今回のドリームワークス・アニメーションと契約もそのひとつだ。
 またドリームワークス・アニメーションが、初のネット配信でNetflixの独占契約を結んだことは、映画配信企業としてNetflixの存在感がそれだけ増しているとも言える。

 Netflixでは、すでに日本のアニメも配信をスタートしている。今年4月から米国のVIZ mediaが、『BLEACH』、『NARUTO』、『ヒカルの碁』、『ハチミツとクローバー』、『NANA』、『犬夜叉』などの作品を提供する。
 これまでは米国での日本アニメの配信はHuluやクランチロールなどが注目されることが多かった。しかし、デジタル配信メディアとして存在感が高まるなかで、Netflixはアニメーションやアニメの配信でも今後は影響力を強める可能性が高い。

Netflix  http://www.netflix.com/