DCEXPO CG、3D、VRなどデジタル技術の最先端を披露

 コンテンツ産業、あるいはクールジャパンといった時に、その対象は映像や音楽、ゲーム、テキストなどのソフトコンテンツに関心が向かいがちだ。一方で、こうしたコンテンツ産業の制作や表現を実現するテクノロジーが産業を支えていることは見落とされがちでないだろうか。
 そうしたコンテンツの技術面、テクノロジーにフォーカスした大型イベントが、10月20日から22日までの3日間、東京・青海の日本科学未来館で開催されるデジタルコンテンツEXPO2011(DC EXPO2011)である。ここでは次世代のコンテンツの可能性を生み出す最新技術、それにより生み出された作品が紹介される。
 その分野は、CGや3D(立体視)、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、さらにインタラクティブやソーシャルメディアなど幅広い。

 イベントは様々なセクションから構成されやや分かりにくいが、中心となるのは次世代コンテンツ技術展(ConTEX)2011とASIAGRAPH2011 in Tokyoのふたつである。ConTEXはコンテンツの可能性をさらに拡大させるための技術戦略マップに基づいた実演や展示、セミナーを行う。
 一方、ASIAGRAPH2011 in Tokyoはアートとテクノロジーの融合がコンセプトとなる。最新の技術を利用した芸術作品をアジア各国から集め展示する。

 さらに今年は3Dに昨年以上のスポットを当てる。国際3D Fair 2011 in Tokyoでは、国際3D部会 日本支部も参加して、3Dの課題や可能性を多角的に考える。シンポジウム、セミナーだけでなく、「国際3D アワード 2011 Lumiere Japan」による3Dコンテンツの表彰・上映を行う。
 このほか連携する海外のデジタルコンテンツイベント・団体の出展も面白いものになるだろう。フランスのFutur en Seine(フュチュール・アン・セーヌ)、韓国のContent Technology of Korea(韓国のコンテンツ技術)、SIGGRAPH ASIA、Laval Virtual(ラヴァル・ヴァーチャル)などである。

 多数あるシンポジウム、講演からは、創賞を受賞した秋元康さんの記念トークセッション「巨大コンテンツ市場に挑む秋元康の戦略」と、匠賞を受賞した冨田勲さんの記念トークセッション「音宇宙~無限に広がる音のチカラ」(仮)」が話題になりそうだ。
 また、国際3D協会会長のジム・チャピンさん来日に合わせた講演やパネルディスカッション「国内3D撮影の現状と展望」も注目される。シンポジウム、セミナー、講演はほかにも多数あり、詳細は公式サイトで確認出来る。

デジタルコンテンツEXPO2011(DC EXPO2011)
http://www.dcexpo.jp

日時: 2011年10月20日(木)~22日(土) 10時~17時
会場: 日本科学未来館
主催: 経済産業省、財団法人デジタルコンテンツ協会
料金: 入場無料