2005年決算発表:タカラ、コナミ、4Kids

タカラ 経常赤字119億円
 トミーとの経営統合の動きが明らかになったタカラは、同日12日に2005年3月期の決算を発表した。売上高971億5800万円(前期比9.4%減)、経常収支は119億3400万円の赤字(前期31億2400万円の黒字)に転落した。
 カードゲームの『デュエルマスターズ』が好調だったいっぽうで、『べイブレード』が人気の山を超えるなど玩具部門は全体で20.1%と大幅な減収であった。主要部門である玩具部門だけで、111億円の営業損益を計上している。
 4月に代表取締役社長を退き代表権のない会長に退いていた佐藤慶太会長は代表権のある代表取締役会長に復帰した。

コナミ 減収減益
 ゲームソフト会社大手のコナミは5月10日に決算発表を行っている。売上高2606億9100万円(前期比4.7%減)、税引き前利益は274億4200万円(同31.6%減)と減収減益であった。減収は主にトイ&ホビー事業の前期比26.8%減によるもので、カードゲームの『遊戯王』の人気が頭打ちになったことが主要な原因と考えられる。一方、ゲームソフト事業、アミューズメント事業は堅調であった。来期は売上高2700億円、、税引き前利益は340億円を目指す。
 また、コナミの子会社であるゲームソフト会社ハドソンは、本年7月に会社の本社登記を札幌から東京に移すことを発表している。

4キッズエンターテイメント 第1四半期減収減益
 一方、米国でアニメ関連のキャラクタービジネスを展開するフォーキッズエンターテイメント(4Kids Entertainment)は、第1四半期の決算を発表している。発表によれば、第1四半期は、売上高2030万ドル(前期比9.7%減)、経常収益は2000万ドル(前期比同37%減)であった。
 4キッズによれば、これは地上波放送の4Kids TVのブランド再構築とそのプロモーション費用、さらにウェッブサイト構築関連費用の増加によるものだという。4月以降のテレビ視聴率は好調であり、秋には『遊戯王』の新作『遊戯王GX』を投入することなどから見通しは明るいとしている。