A.P.P.P.参加の米国アニメプロジェクト MIPCOMで発表

 日本のアニメ制作会社A.P.P.P.(アナザープッシュピン・プランニング)が参加する 「Moksha」と呼ばれるアニメプロジェクトが浮上している。米国のアニメーションスタジオCybergraphix Animationが明らかにした。本プロジェクトは、Cybergraphix AnimationとA.P.P.P. それにAutomaton Productionsが参加する。
 発表によれば本作は、10月3日から6日までフランス・カンヌで開催される国際コンテンツ見本市MIPCOMの子ども番組マーケットMIP JUNIORで初披露されるという。世界各国の映像関係者が集まる場でプロモーションすることになる。

 「Moksha」は物語性の豊かさが売りとなる。コアターゲットは10代以上の年齢の高い層となり、東洋哲学やマカロニウエスタンなどからインスパイアされた作品としている。発表ではアニメーションではなく、日本スタイルを指す「アニメ」の言葉を用いている。A.P.P.P.が協力する日本アニメスタイルの作品になるようだ。
 さらにアメコミ界の巨匠であるスタン・リーが声優で参加するというユニークな試みも発表されている。声優には主人公のダニエルにモーリク・パンチョリー、さらに女優のローレン・トムの参加も決まっているという。

 Cybergraphix Animationは、カリフォルニア州に拠点を構えるアニメーションスタジオで企画から制作、ポストプロダクションまでを幅広く手掛ける。2DからCG、フラッシュなど作品の領域も広い。日本アニメにも関心が深く、現在、やはり日本アニメスタイルのSFアクション『Guardians of Luna』の製作も進めている。こちらはおよそ80分の長編作品で2012年リリース予定、さらに配給にファニメーションが決まっている。
 一方、A.P.P.P.は1984年に設立された国内のアニメスタジオで、劇場アニメ『ジョジョの奇妙な冒険~ファントムブラッド~』、『老人Z』、OVA『ジョジョの奇妙な冒険』、テレビアニメ『鉄コミュニケイション』などの代表作がある。

Cybergraphix Animation http://cybergraphix-anim.com/
A.P.P.P.(アナザープッシュピン・プランニング) http://appp.web.fc2.com/