AQIブラウザ三国志好調 業績予想を上方修正

 ゲーム企業のAQインタラクティブは、9月8日に平成24年3月期の第2四半期、通期の連結決算の修正を発表した。
 第2四半期の連結売上高は従来の30億8000万円から40億円におよそ30%引き上げられる。営業利益も3億5000万円から3億6000万円に引き上げられるが、経常利益と四半期純利益はそれぞれ3億5000万円と2億円に据え置かれた。
 一方、通期の業績予想は、利益面での伸びが大きくなった。売上高は78億円から90億円、営業利益は10億円から12億5000万円、経常利益は10億円から12億4000万円、当期純利益は5億8000万円から7億3000万円に、それぞれ引き上げられた。予想に対しての引き上げだけでなく、それぞれ前年比でも成長することになる。

 業績の好調は、現在、同社が力を入れているネットワークコンテンツ事業が好調なためである。主力タイトルの「ブラウザ三国志」が当初計画を上回る好調となった。また、この4月より本格的にサービス展開を始めた「ブラウザプロ野球」も順調で、ネットワークコンテンツ事業全体でこれまでの見込みを上回り、売上の伸びを支えた。また、利益についてはコンシュマーゲームで開発中のタイトルの収益計画を見直したことが理由となる。
 ブラウザゲームは特定のソフトに依存することなく遊べるオンラインゲームで、アイテム課金などで収益を上げる。その手軽さから人気となっており、「ブラウザ三国志」はこの分野を代表するゲームとなっている。

 AQインタラクティブは、パッケージソフト、アミューズメント、そしてネットワークゲームと3領域を手がける。しかし、現在のカジュアルなゲーム分野拡大の流れに乗るかたちで、成長する。同社は下期以降も、ネットワークコンテンツ事業は堅調に推移する見込みとしている。今期はこの分野が売上を牽引することになりそうだ。
 AQインタラクティブは、本年10月1日付けでマーベラスエンターテイメント、ライブウェアとの合併を予定している。AQインタラクティブの好調は、合併新会社にとってもポジティブな要因となりそうだ。

AQインタラクティブ http://www.aqi.co.jp/