『MONSTER 』ハリウッドで実写映画化企画が浮上

 米国のロイター/ハリウッドレポートなどの報道によると浦沢直樹氏の人気コミック『MONSTER 』をハリウッドで実写映画化する企画が持ち上がっている。ハリウッドの大手製作会社ニューラインシネマが既に『MONSTER 』の映画化権を収得済であり、映画化に乗り出すという。ニューラインシネマは、近年『ロードオブザリング』の大ヒットなどにより急成長し、ハリウッドで存在感を高めている製作会社である。
 さらに記事によると、小学館がエグゼクティブ・プロデュースを行い、ニューラインシネマからはカール・ボイスター氏とマグナム・キム氏がプロダクションを統括にあたる。また、製作にはニューラインシネマのほか、TV版の『アウターリミッツ』、『キャリー』などを手掛けたトリオロジー・エンターテイメントも協力を行う。トリオロジーからネイル・カプラン氏、ペン・デンシャム氏、ジョン・ワトソン氏がプロデュースにあたるという。

 『MONSTER 』は数々の人気コミックを生み出してきた浦沢氏の作品で、1995年から2002年まで青年誌の『ビッグコミックオリジナル』に連載された。サイコスリラー的な内容が持ち味である。コミック全18巻は日本国内で合計2500万冊を売り大ヒット作になっている。
 また、1997年の文化庁メディア芸術祭優秀賞、1999年手塚治虫文化賞、2000年小学館漫画賞を受賞するなど作品としての評価も高い。国内では昨年より監督小島正幸氏、マッドハウスの制作によりアニメ化され日本テレビ系で放映中である。