4キッズエンタテインメント2004年決算発表

 米国ニューヨークに本拠地を持ちアニメーションビジネスの複合展開を図っている企業4キッズエンタテインメント(4Kids Entertainment、Inc)の2004年(1月~12月)の決算が公表された。
 発表によると4キッズの2004年の売上高は、1億330万ドルで2003年の1億210万ドルより微増となった。しかし、経常利益は2003年の1480万ドルから1270万ドルからに減少している。また、2004年第4四半期(10月~12月)の売上高は3410万ドル(前年3240万ドル)、経常利益が500万ドル(前年530万ドル)となっている。

 4キッズのCCOのアルフレッド・カーン氏は2004年第4四半期には、『遊戯王』と『忍者タートル』、『Cabbage Patch Kids』の販売が好調であったとしている。また通年では、『遊戯王』の売上げの減少を『忍者タートル』、『Cabbage Patch Kids』が補った。

 また、会社の戦略として現在FOX局の放映枠として維持している4KidsTVとウェッブサイトとして運営している4KidsTVの結びつきを強める方針である。このためウェッブサイトの強化としてコンテンツの充実や番組のブロードバンドでの提供を行う。
 さらに、今後の予定としてビジネスの核である『遊戯王』、『忍者タートル』、『Cabbage Patch Kids』の3作品の強化を行う一方で、少女向けの作品として『Wink Club』と日本アニメの『東京ミュウミュウ英題:MewMew Power』、さらに2005年9月から放映予定の『おじゃ魔女どれみ』にも同様に力を入れる。2005年の秋には、日本のアニメ制作会社GONZOがアメリカ向けに手掛ける『GIジョー』も放映開始予定である。
 
 4キッズは、米国NASDAQ市場に上場する企業で、主に日本アニメ作品を含むアニメーションの北米展開によって知られている。4大ネットワークのひとつFOXの放映時間帯をまとめて購入し日本アニメを中心に放映している。現在では、米国における日本アニメ展開における最も有力な企業のひとつとして日米で注目されている。