バンプレスト新中期計画を発表

 バンダイグループの中で主に遊戯場のゲーム事業を手掛けるバンプレストが平成18年3月期から平成12年3月期の中期3カ年計画を発表した。これは、前回の3ヵ年計画が17年3月期に終了することに伴ったものである。
 この新中期計画の中には、ビジネスモデルの再構築と新規事業の展開、機器と景品販売の拡大を中心としたアミューズメント事業の拡大があげられている。

 具体的な数字では、17年3月期の売上高339億円、営業利益19億円、経常利益20億円を20年3月期には、それぞれ400億円、39億7000万円、40億円に伸ばすとしている。売上高の伸び率を控えめに見積もる一方で、営業利益、経常利益の倍増を目指しいているのが特徴である。20年の売上高経常利益率を10%にするとしている。これは、売上高の拡大を図る一方で、それ以上にビジネスの効率性を重視している現われであるだろう。
 事業別では家庭用ゲームソフト事業の伸びはほとんど想定しておらず、専らアミューズメント部門の成長を目指している。これは、バンプレストには『スーパーロボット大戦』シリーズといった大ヒットゲームソフトがあるものの同じバンダイグループのバンダイの家庭用ゲームソフト部門との事業の重なりを考慮した結果と考えられる。
 アミューズメント部門では、新しいアミューズメントマシンの開発や景品市場のシェア№1といった積極的な言葉が並んでいる。昨年9月に買収した浅草の遊園地『花やしき』の運営もこのアミューズメント部門に含まれる。そのほかに、新規事業の開拓、キャラクターマーチャンダイジングの拡大、海外展開、業務効率化といった内容が含まれている。

 バンプレストは、1977年に設立された業務用ビデオゲーム機の製造・販売会社が前身で1989年にバンダイ傘下に入った。その後、主に業務用ゲーム機器やアミューズメント用に景品などでバンダイのプロパティを利用したビジネスを行っている。