バンダイアメリカ ゲーム部門を新会社

 日本の玩具会社バンダイの現地子会社バンダイアメリカは、1月5日付けで新たに北米のゲーム市場をターゲットにしたビデオソフト販売会社(パブリッシャー)のバンダイゲームス(Bandai Games Inc)を設立したと発表した。新会社は、これまでのバンダイアメリカのゲーム事業を引き継ぎバンダイアメリカの100%子会社となる。
 バンダイゲームスは、キャラクターゲームの販売と北米で幅広い層にアピールするための販売網作りを手掛ける。本年は、『ワンピース』、『D.I.C.E』、『金色のガシュベル』といったタイトルのゲームの発売を予定している。

 バンダイアメリカは、1990年代前半にパワーレンジャー(戦隊シリーズ)の大ヒットにより急成長した。しかし、昨年は主要人気作品のピークが過ぎたことや、バンダイ商品を大きく取り扱っていたトイザラスの経営不振もあり販売が伸び悩んだ。
 こうした中での今回のゲーム部門の独立は、より積極的なビジネス展開のためと考えられる。バンダイは、国内でもゲームソフト市場での歴史は比較的浅いが、キャラクターを利用したゲームソフトで圧倒的な強みを見せている。こうした日本国内で成功している事業を米国でも展開する目的がありそうだ。
 また、同じバンダイグループのバンダイビジュアルも今年春に米国子会社の設立を発表している。バンダイビジュアルは、日本で行われているDVDに付加価値をつけたコレクター向けの販売を計画している。