2011年上半期 映像ソフト売上高前年比2%減 Gfk調べ

 マーケットリサーチのGfK Japanの調べによれば、2011年上半期のコンシュマー販売向け(セル)映像ソフトの売上高は1126億円だった。前年同期比2%減少で、2010年全体の1%減に続き微減にとどまっている。3月11日の東日本大震災の影響は、軽微にとどまったとGfK Japanはしている。
 また、販売枚数は2795万枚としており、こちらは前年比で4%減としている。金額と数量の減少率の差は、販売単価がより高いBlu-rayソフトへの乗換えが進んでいることが理由とみられる。Blu-rayソフト市場は数量・金額とも前年同期比で45%増と高い伸びを見せた。

 また、GfK Japanの調査の特徴となっている販売チャネル別の構成比も興味深い結果となった。Eコマースの成長が続いており、金額で全体の45%、数量で全体の39%といずれもトップとなり、メディアストアや家電量販店を上回った。
 さらに発売元シェアでは、ワーナー・ホームビデオが数量で、ジェイストリームが金額でトップとなった。販売元ではソニーミュージックが数量・金額の双方でトップとなった。ソニーミュージックは、アニメパッケージソフト大手のアニプレックスの商品も扱っている。

 アニメも依然、映像ソフトに占める割合は大きい。市場全体の販売数量の16%を邦画アニメとなっている。また、BD市場では邦画アニメが53%と前年同期の59%に引き続き、再び過半数を超えた。全体のシェアが下がっているが、BD市場が急成長したこともあり、成長率は高い。約128億円と100億円の大台を超えたとみられる。

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